硬さ |
注型方法の両面型取りなどには硬度40を御推奨致します。
低硬度では型合わせなどのときに合わせ目が柔らかく歪んでしまいます。
アクセサリーレジンなどの小物の型取りなどでは硬度20前後もご使用可能です。 |
粘度 |
一般の方が使用する場合は粘度20000 以下になります。高粘度では原型にシリコンが流れませんので真空脱泡器などが必要になり、工房向きのシリコンになります。 |
引張強さ(MPa) |
20 以上では高強度シリコンとなります。 |
伸び% |
複雑な原型の型取りでは、伸び率300%以上必要となります。 |
収縮率% |
原型よりも何%縮まるか表しています。
一般のシリコンは0.4%程になりますが0.3%以下をご推奨致します。 |
硬化方式 |
一般の模型用のシリコンは縮合式の型取りシリコンになります。
食品の型や成型用のシリコンは付加シリコンになります。 |
配合比% |
硬化剤配合率は5%記載で重量比で5%ではシリコン100g:硬化剤5gの混合になります。 |
作業時間 |
シリコンと硬化剤を配合して原型に注ぐまでの時間のこと。
低粘度で作業時間の長いシリコンは硬化中に気泡が抜けていきます。 |
硬化時間 |
シリコンと硬化剤を混合してから原型に注ぎシリコンが硬化するまでの時間です。
原型から脱型したら型持ちをよくするため24 時間は乾燥させましょう。
硬化時間については夏などは早く硬化し冬などは時間がかかります。 |
種類 |
縮合式模型用のシリコンでは高強度では複製回数が多く型取ることができます。
食品の型などでは縮合式のシリコンは硬化剤に有害成分が混合しているので食品の型や肌などに密着などはできません。
付加式シリコンでも工業用では使用できず付加式シリコンの食品等級シリコンなどになります。
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